2019 Event Info
2019 Event Info

Type&(タイプアンド)は、Monotypeが日本で主催する
書体のセミナーやワークショップを行うイベントです。
書体の持つ可能性を国内外のさまざまなゲストたちと探ります。

2019111日・2日 (Fri & Sat)
13:30–18:00

会場:恵比寿ガーデンプレイス内 ザ・ガーデンルーム

住所:東京都渋谷区恵比寿4-20

ウェブサイト:https://gardenplace.jp/

アクセス:

JR山手線「恵比寿駅」東口 徒歩5分

東京メトロ 日比谷線「恵比寿駅」1番出口 徒歩7分

申込受付システムにPeatixを起用しております。
チケットは、両日2公演 セッション¥2,000 [税込](※懇親会(無料)ご希望の方は要申込)となっております。
お買い求めの際はご注意ください。Type& へのお申し込みにはPeatixへ登録いただくか、Facebook、Twitter、Googleアカウントにてログインが必要となりますのでご了承ください。

Peatix ヘルプセンター

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* 受付開始は各トーク開始の30分前です。
* 外国語のトークには日本語通訳がつきます。
* 写真撮影は一部不可の場合がございますので当日ご案内いたします。また、一般の方による録音、録画はお断りいたします。
* SNSやブログなどで内容について詳細に掲載されることはご遠慮ください。

主催
Monotype株式会社

102-0076 東京都千代田区五番町1-9 MG市ヶ谷ビル5階
Tel: 03 5275 6251 Fax: 03 5275 6252
monotype.com

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2019111日(金)
13:30–15:30

Alibabaのブランド戦略 Alibaba Sans

中国、最大級の規模を誇るEコマース大手のアリババ。リブランドのためにコーポレートフォントの導入を決定したアリババにとっての「書体」とはどのようなものだろうか。アリババのクリエイティブデザイナーを担うLin Chiang-Hui氏を迎えブランドのあり方やカスタム書体を導入するに至ったプロセスなどについてお話しします。

スピーカー プロフィール

Lin (Ryan) Chiang-Huiリン(ライアン)チャン・フイ

アリババグループ、スタッフクリエイティブデザイナー。ブランドの改革と戦略を専門とし、さまざまなマーケティングプラットフォームとイベントで優れた成果を残す。2016年、11.11 Global Shopping Festivalでは、ブランドデザイナーを務める。同年、合計178億ドル(USD)のGMVを達成することに貢献した。また、広告や心理学、ビジュアルデザインの複数の専門的なバックグラウンドによりブランドマネジメントとクリエイティブな表現を得意とする。

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2019111日(金)
16:00–18:00

もじ鉄さんとサインデザイン屋さん もじ鉄ツアーとサイン制作秘話を添えて

世の中の鉄道趣味には乗り鉄や撮り鉄など様々なものがありますが、鉄道と駅の看板(駅名標)や車両の標記などの文字・デザインを愛でる「もじ鉄」という新たなジャンルがあります。この「もじ鉄」ことグラフィックデザイナーのデザイン急行・石川祐基氏と駅、空港等の公共のサインデザインやサインマニュアルを手がけるアイ・デザインの堀口仁美氏がいっしょに文字の魅力について紐解くもじ鉄ツアーへご案内します。成田空港を出発し新宿に到着するまでの道中、鉄道の駅・看板の文字についての考察や裏話などを添えながら対談します。

スピーカー プロフィール

石川 祐基

石川 祐基いしかわ・ゆうき

デザイン急行株式会社 グラフィックデザイナー。1987年東京生まれ。東京工芸大学芸術学部中退後、アニメーション・デザイン制作会社を経て、2017年デザイン急行株式会社を設立。鉄道と書体・デザインをテーマにした本『もじ鉄』シリーズ(三才ブックス)の著者であり、2019年「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)に出演。アイドルグループ「中野カルチャーセンター」プロデューサー。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員。

堀口 仁美

堀口 仁美ほりぐち・ひとみ

株式会社アイ・デザイン 取締役エグゼクティブデザイナー。JR東海、全日空、ホーチミン地下鉄のサインマニュアルを手がけるなど、グローバル企業でのサインディレクションを得意とする。JR東海新幹線フルカラーLED列車情報案内システムではグッドデザイン賞を受賞し、昨年更新されたJR東海新幹線改札口発車標LCDでもデザインを担当。近年では全日空のタブレット端末用コミュニケーション支援ボードのデザインなど、情報ツールの広がりを楽しみながらデザインしている。東洋大学ライフデザイン学部 情報メディアデザイン非常勤講師。

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2019112日(土)
13:30–15:30

伝わるための欧文組版 英語だけが頼りの人の目線で考えてみよう

いま日本ではインバウンド需要の高まりに加え、来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国語の情報が急速に増えています。とりわけ英語での情報は、駅や公共施設でのサイン表示や観光パンフレットといった印刷物など、さまざまな所で目にします。しかし、こうして提供される情報が、英語だけが頼りの人にとって本当に分かりやすいのか、余計なニュアンスを含まず正確に伝わっているのかということまでは、あまり考えられていないのではないでしょうか。
本トークでは、企業案内などに見られる日本独特の英語表記、おもてなしのつもりがかえって読み手を戸惑わせてしまうような表現、組み方や書体の選び方など、具体例をいろいろとご紹介します。モノタイプ社タイプディレクター小林章が、欧文組版・印刷などを手がける嘉瑞工房・髙岡昌生氏、実務翻訳の世界で経験豊富な田代眞理氏をゲストに迎え、利用者に本当に伝わる英文情報の見せ方について一緒に考えます。

スピーカー プロフィール

髙岡 昌生

髙岡 昌生たかおか・まさお

有限会社嘉瑞工房代表取締役。1957年東京生まれ。國學院大學法学部法律学科卒業。大学卒業後、父髙岡重蔵の経営する有限会社嘉瑞工房入社、1995年から現職。父より欧文組版、タイポグラフィを学ぶ。Fellow of the Royal Society of Arts(英国王立芸術協会フェロー)。Monotype社アドバイザー。2004年日本タイポグラフィ協会顕彰第三回佐藤敬之輔賞。平成21年度新宿ものづくりマスター「技の名匠」に東京新宿区から認定される。タイポグラフィトークセミナー「TypeTalks」を共同主催。他に、欧文組版、タイポグラフィ、コーポレートタイプについて講義、講演、セミナー、企業向けコンサルティングなどを行なっている。

田代 眞理

田代 眞理たしろ・まり

1990年代初めより、日英・英日の実務翻訳、校閲、編集に携わる。英文の書籍、冊子、報告書など出版物の制作にも多く関わり、欧米人編集者とのやり取りを通じて英文表記スタイルへの理解を深めるようになる。文章の見た目が読みやすさ、伝わり方に大きく影響するという体験をしたことから、組版にも強い関心を寄せている。近年では書体・タイポグラフィ関連の翻訳のほか、公共サインの英語に関する執筆も手がけている。

小林 章

小林 章こばやし・あきら

2001年に独ライノタイプ社(2013年に社名をモノタイプに変更)のタイプディレクターに就任。現在、ドイツ在住。書体の品質管理のほか、自身のオリジナル書体の制作、有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏と共同での書体開発、過去の書体ファミリーの改刻、企業制定書体(コーポレートタイプ)の開発を担当している。欧米、アジアを中心に講演やフォントデザインワークショップを行っているほか、世界的なタイプフェイスデザインコンテストの審査員も務めている。

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2019112日(土)
16:00–18:00

看板職人の技に迫る 
手書き文字ライブペイント

正確な丸ゴシック体をダイレクトに素早く書ける看板職人がいる。書体への愛情は誰よりも深く、均整の取られた丸ゴシック体をとてもスムーズに美しく描き出します。数少ない「ブッツケ書き」ができる看板屋の板倉氏と上林氏は、いずれも大阪府南部の泉州地域に工房を構え様々な看板を日々手がけています。
今回は手書き文字の魅力を感じていただくために、お二人の素晴らしい腕前をライブにてお楽しみいただきます。

スピーカー プロフィール

板倉 賢治

板倉 賢治いたくら・けんじ

18歳で北摂の看板屋である創美工芸に入社、そこで小学生のときから興味があった看板屋を志すことになる。その後、泉州に渡り(株)オートリ工芸で10年の修行を経て30歳の時に独立し『Kカンバン』を設立。シャッター、地面、車輌やテント布地など材質や屋内外、大小を問わず、あらゆる場所の手書き看板を難なくこなす。洋楽をこよなく愛する。Instagram(@k.kanban)で手書き文字の魅力を日々発信している。

上林 修

上林 修かんばやし・しゅう

20歳の頃、舞台の大道具係として働いていた時に見た「文字書き職人」の仕事を見て文字書きの道を決意し、看板屋に入門。その後、1992年に『サインズシュウ』を設立。Twitter(@signsshu)で #今日の一文字#本日の書き作業 のタグで、毎日投稿を目指し手書き文字の知られざる技の数々を動画投稿し話題を呼んでいる。泉州音頭と岸和田だんじりに熱い男。

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